相場を詠む

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株価指数レバレッジ投資家。株を見てたら当たらないよ~、日経先物は米国債を見とけ~

長短金利差イールドカーブのフラット化

今週は水曜夜を除けば重要指標の発表がありません。また上院の税制改革法案投票は来週です。ネタが少ない時の米国株はスルスルと上昇する傾向にあるので、今週の株式相場は安定しそうな気もします。

ドイツの連立政権が樹立難航とのことですが、市場はヘッドラインに過剰反応しただけだったようです。翌日(昨晩)の欧州株式市場はプラスで推移。株高モメンタムは依然として継続している模様。

証券会社が来年の見通しを相次いで発表しています。GSやJPMが来年の利上げを4回と表明したのが話題に。コンセンサスは2-3回なので今のところは強気予想のようです。CPI低下要因となった携帯電話の定額制が3月に導入されたこと、ドル安が3月ごろから始まったことを背景に、来年の早い時期からはCPI上昇傾向が鮮明になりインフレ懸念が強くなると推測しているようです。

ちなみに、利上げは経済指標次第なので発表される数字をコツコツ分析していくしかないのですが、当面はその傾向が強くなるでしょう。FOMCメンバーが大幅に刷新されることからFRB理事の発言重要度はしばらく低下です。ドットチャート公表も然りかな、と。

株式の本格的なピークアウト時期を推し量る指標として長短金利差が挙げられます。S&P500が下落へ転じたのは2000年と2007年ですが、いずれも長短金利差が極端に縮小していました。イールドカーブの極端なフラット化は景気後退を示唆すると言われています。

長短金利差が極端に縮小したら危険なサイン、逆に開いたままならば比較的安心してロングで株式投資が続けられます。利上げ回数も重要ですが長短金利差も注視したいところです。