相場を詠む

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株価指数レバレッジ投資家。株を見てたら当たらないよ~、日経先物は米国債を見とけ~

7月16日 : 日経先物2万円割れ?、経済指標、ジェイミーダイモン

日経先物は朝方20,020円で帰還(15時15分比 -0.4%下落) 

金曜夜は米国株やEM株が順調、但し日経先物は112円の円高で下落。小売売上とCPIが予想を下回ったので米債利回りが低下、普通の株(米国やEM)にとって心地よい環境である事が再確認された。

来週は水曜夜の住宅・建築関連統計まで目立った発表がないので普通の株はじり高を続けるだろう。一方、先進国とは思えない値動きをする日経先物は米国株より為替に連動する動きを見せている。為替は過剰に動く傾向があり110円説も出てくるだろう。日経先物は2万円割れが必至な雰囲気。

最近の米国経済指標だが生産関連は予想を上回り、消費関連は予想を下回る傾向があるように見える。エコノミストではないので分析は不確かであるものの、生産の国内回帰策とドル安が功を奏す一方で政治(政権と議会)の無策ぶりが消費へ影を落としているように感じる。

インフレ見通しが低いままの方が株式投資家にとって心地良いのは明らか。但し、生産統計も下ブレし始めたら経済のリセッションを気にすべきであろう。

サラリーマン時代の遠い&遠い&遠い&遠い上司だったジェイミー・ダイモンCEOの発言が注目を浴びている。マスコミはトランプ大統領への批判かと期待して書いているが、発言内容を見る限りマスコミや議会に対する不満としか読めない。

決算電話会議における発言の要旨はインフラや税制改革を実行出来ない事へのフラストレーション。「米国はすべての国民にとって有益な政策に注力し始めなければならない。それはインフラと規制、税制、教育だ」「もっと知性のある判断と手詰まりの打破があれば、はるかに力強い経済成長が実現するだろう」とし、マスコミやアナリストにこのような視点で伝えるべきと訴えた。

ヘルスケア法案だけ見てみても明らかだが、米国は2大政党制とうたっていながら例えば共和党内で意見がバラバラ、投票の段階になってもまとまる気配が無い。昨年11月、政権と議会が同じ政党になり米国政治が進展すると期待されてたものの蓋を開けてみれば残念な結果が続く。トランプ大統領のキャラクターや進め方に問題が無いとは言わない。しかし民間が期待するような抜本的な改革案を議会で通すのは他の大統領でも至難の業であるように思えてきた。