相場を詠む

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株価指数レバレッジ投資家。株を見てたら当たらないよ~、日経先物は米国債を見とけ~

5月16日朝 : 原油上昇、OPEC総会、鉱工業生産、EIA原油在庫、韓国・アテネ

日経先物は朝方19,970円で帰還(15時15分比 +0.4%上昇)

原油・素材関連が牽引し米国株は上昇、WTI先物は一時49.5ドルまでリバウンドしていた。原油上昇による株式上昇はだましであることも多いのであまり好きじゃない。

先週述べたように、原油市場は前回OPEC総会(11月30日)時と似た動きをする可能性がある。前回は、需給懸念で原油下落が続いていたものの、総会の半月前から各国の供給制限前向き発言が出始め原油はリバウンド、総会1週間前(50ドル目前)から利食いで再度下落、正式に合意へ至った総会当日から再度リバウンドという軌跡だった。

今月25日の総会へ向け今のところ同じ動き。そろそろ原油に利食いが入り始めることを想定した方が良いだろう。水曜にはEIAが原油在庫量を発表する。

米国経済の成長が依然として焦点。FOMCメンバーは強気発言を繰り返すものの、4-6月GDP大幅改善やインフレ進行を示すデータがはっきり出て来ていない。今晩は建築許可・住宅着工・鉱工業生産とそこそこ重要な指標発表がある。鉱工業生産(予想:前月比+0.3%)はいつも以上に注目されそうだ。

但し気を付けてほしいのが、経済成長のちょっとした鈍化は米債利回り低下を促し結果として米国株にプラスと判断されることが多い。そして本来は日米金利差縮小で売られるはずの日経先物も、現在のような後進国株が急騰するリスクオン環境では上昇する。韓国やアテネの指数も見ておきたい。