相場を詠む

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株価指数レバレッジ投資家。株を見てたら当たらないよ~、日経先物は米国債を見とけ~

5月5日朝 : 19,700円越え挑戦中、FOMCメンバー発言に注目、シナリオ分析、オバマケア代替案

日経先物は朝方19,570円で帰還(2日15時15分比 +0.5%上昇)

今年1・3月にも失敗した19,700円越えを3度目の挑戦中の日経先物。昨晩は19,670円付近まで上り詰めるも、新規失業保険申請件数や製造業新規受注(3月)がコンセンサスを下回った事から下落して終了。ギリギリの攻防が繰り広げられている。

金曜日は雇用統計よりもFOMCメンバー発言に要注目。3日FOMCのコメントは6月利上げを市場に意識させる意図があった(詳細は前回ブログご参照)。それに対し4-6月GDPが大幅に回復するデータが未だ出ていない中でイエレン、ウィリアムズ、フィッシャーが6月利上げを示唆してくるのか注目だ。

仮にFOMCメンバーが6月利上げを示唆した場合、市場はどのように推移していくのか。米債利回りは買われ過ぎの反動もあり2.6%へ向け上昇バイアスがかかる事になる。米国株やEM株は米債利回り上昇→ドル高を嫌気し下落するだろう。日経先物は米国株に倣って下落すると予想する。直近のリスクオン局面で日経先物は先行指標であるはずの米債利回りを大きく凌駕し上昇、円安も日米金利差の推移を考えると行き過ぎ。ポジティブな要素は相当織り込まれたと考えてよいだろう。ここからはもう一つのファクターである米国株の影響を受けやすくなるのではないか。

仮にFOMCメンバーが6月利上げを示唆する発言をしない場合、米債利回りは低下し米国株やEM株のリバウンドが起きる。日経先物の予想は難しい。直近のリスクオン局面で最も買われた株なので外国株に比べ上昇は限定的になるはず、米債利回り低下も抑制要因。

オバマケア代替案は下院で通過。共和党との協働、大型減税の財源作りという意味で一歩前進。下院通過は共和党の保守強硬派と穏健派の両者に配慮し細かな修正を繰り返した結果だが、上院で通過させるには更なる修正が必要とされている。