相場を詠む

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株価指数レバレッジ投資家。株を見てたら当たらないよ~、日経先物は米国債を見とけ~

5月3日朝 : 米国自動車販売、6月利上げ確率低下すれば日本株は終焉、米国株やインド株に期待

日経先物は朝方19,450円で帰還(15時15分比 -0.2%下落)

今朝発表された4月の米国自動車販売は年率1,692万台とコンセンサス1,710万台を下回った。Nerugooが先週からレポートしていたように弱いだろうと予想されていたものの実績値は更に下回った格好。全ての自動車メーカーが予想に対し未達。これにて4か月連続の前年比割れ。直後に関連株は急落しGM2.9%ダウン、フォード4.3%ダウンで終了。

ちなみにS&P500は+0.1%上昇で終了したがこれをもって日本株は安心してはいけない。ちょうど一か月前もコンセンサス下回る米国自動車販売が発表され、S&P500への悪影響は軽微だったものの直後に市場が開いた日本株やEM株は急落した。米国の株式市場にとって自動車株のウェイトは小さい、しかし日本の株式市場はトヨタはじめ米国自動車市場に依存する企業が多い。

米債利回りは2.28%へ低下。直近は色々理由付けされているが結局のところはFOMCがあるから利回りが上昇(利益確定売り)していたのだろう。そしてFOMC初日ぐらいから米債は利回りが低下(買戻し)するのがいつものパターン。今回もそれっぽい。

直近のリスクオン相場では、米債利回りの上昇が鈍くそれに対して日経先物が上昇し過ぎと論じてきた。記者会見無しのFOMCでも利上げに関する何かが出ると独断で期待してしまう日経先物。実はこれも、よくあるパターン。

今後は、6月FOMC(13-14日、利上げ確率70%前後)へ向け米国マクロ指標とFOMCメンバーのコメントがより注視されていくだろう。4月に発表されたマクロ指標は幾分弱さを示していたものの、FOMCメンバーは年内あと2回の利上げ見通しを変えるには至らないとコメントしている。しかし5月に入り発表された主要な4月分統計はコンセンサスを下回っている事(ISM製造業指数は依然として高水準なものの受注が弱い、米国自動車販売はピークアウト懸念)、FOMCメンバーは1か月前でも平気で意見を修正する事、等々を考えると6月利上げ確率が低下するシナリオも認識した方が良さそう。その場合、日本株の独歩高は終焉。米国株やインド株の上昇が再スタートするだろう。