相場を詠む

相場を詠む

株価指数レバレッジ投資家。株を見てたら当たらないよ~、日経先物は米国債を見とけ~

3月10日朝 : 雇用統計後の米債反応に最注目。一応の急落急騰シナリオ。来週の経済指標発表も考慮すべき

日経先物は朝方19,290円で帰還(15時15分比 +0.1%ダウン)

原油は続落し50ドル割れ、昨年12月のOPEC合意時のレベルまで下落したことになる。急落のきっかけは原油在庫増のニュースだったが、米短期債利回り急上昇でドル高の恐れが広まっているのも背景として認識しておいた方が良いだろう。基本的に原油とドルは逆相関と言われている。

今晩22:30の雇用統計で最も注目すべきは発表数値ではなく米債の反応だ。2年債は1.4%間近・10年債は2.6%まで利回りが上昇してきており節目と言われる水準へ達している。発表後に悪材料出尽くとして利回り低下へ転じるのか(買戻し)or 金利が新たな局面入りしたと捉え上昇し続けるのか(売り継続)。為替に大きな影響を与える日経先物の最重要ファクターだ。

米株は利上げと政策期待のはざまでボラティリティの低い状況が続く見通し。但し急落・急騰シナリオも一応描いている。米債利回りが想定以上に上昇し続けるようだと原油下落も突然思い出し米株は急落し始める可能性あり。また雇用統計があまりにも弱く3月利上げ確率が低下すれば米国株は急騰だ。

最後にもう一つ留意すべき点がある。来週も重要な米経済指標の発表が続くのでそれらがコンセンサスを上回るようだと株は底堅くなる。3月利上げ=雇用統計ばかりに気を取らてはいけない。