相場を詠む

相場を詠む

株価指数レバレッジ投資家。株を見てたら当たらないよ~、日経先物は米国債を見とけ~

2月21日朝 : ドイツ国債に対する利回りスプレッド拡大中。国債と株、今回はどちらへ軍配か

日経先物は朝方19,260円で帰還(15時15分比 +0.05%上昇)

トランプ大統領の減税ネタは28日の両院議会演説前後になりそうとの見方がほぼ広まり、待つしかないムードが続く。しかし米国ばかり追ってはいけないかもしれない。

米国債利回りがなかなか上昇しない一因とされるドイツ国債の利回り低下が一段と進んでいる。昨晩、ドイツ国債に対するフランス国債の利回りスプレッド(上乗せ幅)は2012年以降最大に広まった、イタリア国債利回りも上昇中。

背景はユーロ中核国の政治不透明感が続いている事。大統領選の第1回投票が9週間後に行われるフランスは直近の世論調査でルペン候補(国民戦線党首)の支持率上昇が明らかになっている。債券市場は英国・米国に次ぐ政治的な不確実性の増大を折込み中。

この不確実性が市場で消化されないうちは米国債利回り上昇の抑制要因となる。よって為替もドル安・円高の圧力が続きやすい。米国マクロ&株が好調にもかかわらず米国債券利回りが上昇しない理由の大きな1つだ。

債券と株がちぐはぐな動きをする事は過去に何度もあった。しかし結果として債券市場の見方が正しかった(テールリスクが現実に)場合が多い。はてさて今回はどちらに軍配が上がるのだろうか。