相場を詠む

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株価指数レバレッジ投資家。株を見てたら当たらないよ~、日経先物は米国債を見とけ~

来年初もJanuary effect(1月効果)の逆?

”January effect”を検索すると金融用語として多数ヒットする。その定義は例えばWikipediaをご参照あれ。

January effect - Wikipedia

簡単にまとめると、「12月に節税売りした個人投資家が1月に株を買い戻す、1月に出たボーナスで株を買う、などの効果で1月は株式パフォーマンスが良好になりやすい。そのような背景もあり小型株が1月中旬に向けて上がりやすい」というアノマリーだ。

But しかし(古い?)、S&P500における2014/15/16の1月パフォーマンスはマイナスで近年このアノマリーが発現していない。特に年初日~1月中旬までの急落が目立っている。

そこで近年January effectが通用しなくなった背景を色々検索してみたところ、①January effectを事前に織り込んでしまった(常識と化してしまった) ②tax-sheltered retirement planの普及で年末の節税売りニーズが減少 ③2013/14/15のS&P年間パフォーマンスはプラスでそもそも節税売りニーズが少なかった、などが挙げられている。※S&P500(年間)2013年+60.8% 2014年+30.3% 2015年+1.1%

上記3つの背景は2016年12月時点でも当てはまっており、これだけでいくと逆アノマリーが来年1月も発現する可能性は高そう。

最後に。今年1月は中国発の急落が世界の金融市場を混乱に陥れた。しかし直近は「中国は当面大丈夫でしょ説」が蔓延しているように感じる。17年秋に中国共産党第19回党代表大会があるので経済的な変調は上手に制御されるだろうということらしい。

最後の最後に。それって本当か?大丈夫?? 

来年の中国旧正月は例年より早い1月下旬スタート(通常は2月上旬)、休暇前の在庫積み増し需要が例年より1か月早く計上されているとしたらその後の落ち込みが気になる。個人的にはマクロ指標とその解釈の仕方に変化が起きるか注目していきたい。