相場を詠む

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株価指数レバレッジ投資家。株を見てたら当たらないよ~、日経先物は米国債を見とけ~

「OPEC前なので投資家は動かない」は嘘?

月曜火曜に書かれた市場コメントの大半が「OPEC前で投資家が慎重になっている」というものばかり。証券会社やマスコミはネタが無くても何かしら毎日発信しなければいけない悲哀がある。そのため取って付けたようなコメントをしているのだろう。

株式の場合0.5%以下の変動は誤差の範囲内だと思った方が良い。無理やり理由見つけても投資判断を誤るだけなので読まずにすっ飛ばすことも重要な技術だと思っている。

もちろん毎日同じ発行体の文章を読む=「定点観測」の有効性は認める。しかし極々限られたコメントに留めた方が良い、時間の無駄&見当違いな情報収集に陥ってしまう。

 

では本題。Nerugooの考える市場が動かなくなった理由は以下の通り。

-「トランプ勝利→主要人事リーク」が一巡し新政権期待の過熱感が薄れてきた。10年債2.5%、30年債3.0%を超えて行くためには新たな話題(パワー)が必要。例えば共和党議員からトランプ案に同調するコメントが出てくるとか。

-明日から本格化する統計発表を債券市場は警戒、株式市場は期待、と交錯状態。雇用統計以外の主要統計でも良い数字が出れば金利は上昇する。月末なのでポジション調整の債券買い戻しは入ってると思うがそれでも金利低下しない。警戒する向きが多いからだ。強含みの統計結果が米国では続いており安易な買い戻しはできない雰囲気にある。 

 

個人的にはこれも気になる。1月20日の大統領就任式までトランプが静かなのかどうか見極められない。通常は現大統領に配慮し就任式までは静かとなる。しかしトランプがこのまま就任式を迎えるまでプチ発言に留めるのか否か読めない。それは彼のみぞ知る状況。

 

最後に。トランプ発言がしばらく影響しなくなるとの前提に立てばマクロ(統計)に反応するいつもの相場に戻るだろう。まあでも繰り返しになるが「10年債2.5%、30年債3.0%を超えて行くためには新たな話題(パワー)が必要」だと思う。時間給(雇用統計)のみならずその前後のマクロ統計もよかった場合はイエレンがどのようにインパクトあるハト派コメントできるのかが見どころ。