相場を詠む

相場を詠む

株価指数レバレッジ投資家。株を見てたら当たらないよ~、日経先物は米国債を見とけ~

下落を予想するコメントが続いてるうちは下落しない

足元の相場雰囲気まとめ。国債とドル指数は勢いがなくなり小康状態続く。これが単なる小休止なのかピークなのか判断に悩むが急落をメインシナリオにしている投資家は少数派だろう。12月利上げ確率は昨晩100%へ到達、24日感謝祭を前に大幅な債券買戻しが入る雰囲気も今のところ感じられない。

一方で株は日米ともに小幅な上昇が続き「買いたい人がいるんだろうなあ」と思われる展開が続く。

 

では本題。タイトルの「下落を予想するコメントが続いてるうちは下落しない」はよくあるパターン。期待先行で相場が急騰すると下落を予想(期待)するコメントがちらほら出続け、そんなコメントが出てるうちは少ない出来高で相場が更に上がっていくもの。そして弱気派コメントが殆ど見られなくなった時に相場は天井を付けるという考え方である。

この雰囲気をつかむためには定点観測できる情報源が必要だ。Negugoo(筆者)は最近、NewsPickの金融・マーケット セクションをチェックするようにしている。頻繁にマーケット動向のスレッドが立てられ、それに対し日米の機関投資家、エコノミスト、コンサル、個人投資家、素人、学生など多種多様な人々がコメントを入れてくれる。偏らないという点ではホールセールのブローカーと接触するよりよっぽど役に立つと思っている。

newspicks.com

市場参加者の雰囲気を掴むに際して別視点を持つと更に得られる情報がある。それは指標となる人物を探すこと。この人がああ言ったら次はこうなるなあ、的な指標になりうる人物探しである。ひたすら相場を的中させる人はいないので逆指標(常に逆を言い当ててしまう人)探しが有効、肩書はご立派だが逆行ってしまう人の方が多い印象。ちなみに定点観測できることが重要なので軸の無い人(その時々の雰囲気でロジックを変えてしまう人)は適さない。

 

偉そうにここまで書いといてなんだが 1週間前にベア(日経先物ショート)投信買ってから負け続けている。先ほどのNewsPickでも未だに下落を予想するコメントが多く、もうちっと待つ必要ありか。本気買いしてないので痛手は少ない、売らずに様子見るつもり。

 

最後に。金利市場のファクターに変化が出てくるかどうかも気にしておきたい。トランプ勝利直後は減税やインフラ投資で景気上昇・インフレ・財政悪化を市場は織り込みに行っていた。しかし21日に発表した100日間計画では減税を掲げていない。日経新聞は11月10日記事で「トランプ氏は来年一月の就任後、巨額減税を柱とする経済再生策を100日間で断行する構えだ」なんて煽ってたけどね。

金融市場は減税法案の成り行きを最も注視しつつ、例えば原油動向により注意を払うような展開になる可能性がある。トランプはシェールオイル生産の制限を撤廃していくと100日計画で明言しておりそのような状況下ではOPEC&産油国も減産対応せざるを得ない。しかしシェール生産が想定以上に増えることとなったら、、、生産コストが更に低下することになったら、、、と考えると原油を通じた地政学的リスクなんかも再燃するかもしれない。