相場を詠む

相場を詠む

株価指数レバレッジ投資家。株を見てたら当たらないよ~、日経先物は米国債を見とけ~

センチメント分析的には下落モード、但し注目は下落幅。

センチメントを推し量る際、先行指標的に使われるチャートを2つご推薦。

 

下記チャートはWISDOMTREE JAPAN HEDGED EQ。ざっくり言えば米国時間に取引される日本株ファンドのETF出来高ETF価格が大きく変動すると何かの予兆か?と注目が集まったりする。

注目したいのは下段のRSI。過去1年は上限70(赤線)近辺で綺麗に跳ね返されており、また今回もそのような運びとなりそうだ。

特に今回の上昇局面では買われ過ぎサイン点灯の70越えを果たしている、前回の70越えは9月20日だったがその後の下落幅は大きかった。

Bloomberg≫ DXJ US

f:id:nerugoo:20161102053620p:plain

 

 

下記チャートは米国のハイイールド債をトラックしたETF。クレジット市場のセンチメントを観察する際、リスクオンオフの先行指標として株式市場関係者もチェックしている。このETFが下落を続ければセンチメントはリスクオフ→円高という懸念になる。米国債券市場は世界で最も参加者が多く分析も進んでいる市場、よって米国債10年とこのハイイールド債ETFのチェックは日本株指数を占う上でも必須項目と言えよう。

ETFは10月25日ピーク後に急落開始、あっという間にRSI下限30(緑線)まで到達した。しかし昨年12月がそうであったようにRSI下限タッチ=ボトムになっていない。これからリスクオフ相場となるならば毎日チェックしたいところだ。

Bloomberg≫ HYG US

f:id:nerugoo:20161102054231p:plain

 

最後に一番重要な事を。

大統領選投票前、OPEC前、利上げ前に多少の調整(下落)が起きる事は皆イメージしているだろう。但し「大きく調整する」イメージを持ってる雰囲気は感じられない。調整幅が想定の範囲内で収まらなくなった時、久しぶりに株式市場はボラティリティが増幅しそうだ(ウレシイ!!!)