相場を詠む

相場を詠む

株価指数レバレッジ投資家。株を見てたら当たらないよ~、日経先物は米国債を見とけ~

不動産株、何故に下落ではなく上昇する?

これからファンダメンタルズが悪化すると言われている不動産株。それはずっと以前からコンセンサスであり、また配当を支払いたがらない企業が多いこのセクターはなかなか投資対象とならなかった。

 

しかし突然先週くらいから指数をアウトパフォームし続けている。不動産セクターは指数ウェイト2%強まで低下しているのでアクティブファンドにとっては大きな問題となってはいない。しかし「何かの予兆か?」と不気味感がある。

 

 10月24日のブログでは不動産株上昇の後に株式相場が下落しやすいと書いた、これも合わせて読んで欲しい。

http://www.market-strategy.net/entry/2016/10/24/151401

 

では本題。

なぜに不動産株が上昇し始めたのか、これは継続するものなのか。いろいろ考えたところ金利がファクターであるとの仮説に至った。

直近1ヵ月、米国債金利は大きく上昇し来年以降の利上げ見通し次第ではさらに上昇すると考えられる。一方で国債金利は「日銀の神の手」で何が起きても変化しない。

そして同期間の米国リート&デベロッパー株は大きく下落、一方で日本の不動産株は上昇。

金利差拡大の見通しを背景にグローバルでリート&不動産株を運用するファンドが地域ウェイト変更を行った可能性がある。例えば米国リート&不動産株→日本不動産株へのシフト。日本リートは既にアウトパフォームしているので、歴史的な低バリュエーション状態である日本不動産株を増やしやすかったと考えられる。

 

次に継続性に関してだが、私の「仮説」が正しければ不動産株上昇は長続きしない(米国債金利が想定以上に上がり続ければ別だが)。

超巨大ではあるがあくまでもリート&不動産専門ファンド内での動き、ファンドへ資金が流入しているわけではないので買いの勢いは縮小して行くだろう。

 

一句

“いよいよ下落か、日本株

 

 

【余談】

銀行株が静か過ぎる。

日銀への関心低下、動き過ぎた直近、などの反動だろう。但し不動産株と銀行株は関連する局面も多いので不動産株上昇の前震が銀行株乱高下の本震に発展する可能性もある。(駄)

銀行セクターは指数ウェイト7%、動き出せば日経平均も久しぶりに方向感が出てくるかもしれない。(駄駄)

下落する事を望む〜!!!(駄駄駄)